保育園看護師は、大きな医療機関や、介護施設で働く看護師とは仕事内容や立場がガラリと変わってくるため、実際にどのような仕事をしているのかわからないという人も多いですよね。そんな保育園看護師の実際の仕事としては、ほとんどが園児の怪我や発熱に関する対応だと言います。
実際に、園児はよく走り回るため怪我をすることが多いですし、園児同士の喧嘩で怪我をしてしまうことも珍しくありません。また免疫が大人と比較すると未熟なので風邪を引きやすいですし、精神的なものが発熱に出てきてしまうことも多いのでそちらの対応に追われるという保育園看護師が多いようです。ほかにもアレルギーを持っている園児も増えてきていることから、アナフィラキシーに対応しなければいけないということも多いとされています。
これらの状況に対しての対応の具体例としては怪我であれば流水で洗い流したりワセリンを塗るということが多いほか、発熱に関しては保護者に連絡した上でクーリングや水分補給で様子を見ることも少なくないようです。またアナフィラキシーや大怪我をした場合には保育園看護師が病院に連れて行くという対応をすることもあり、医療処置ができる環境が整っていないことから医療機関と勝手が違う対応を求められています。
それ以外の保育園看護師の実際の仕事としては、インフルエンザや手足口病などの感染症に関する勧告や情報提供、園児の発育に関するアセスメントなど多岐に渡ります。このため保育園看護師として働く場合には、かなり多彩な仕事が求められ、やりがいの多い仕事だと言えます。