地震保険は地震による津波の損害も補償される?

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2011年3月11日に発生した東日本大震災は、青森県南から福島県にわたる太平洋沿岸地域の広域にわたって甚大な津波被害をもたらし、所々で町全体が津波に流されるといった大災害を招きました。

地震保険は地震による津波災害も補償されます。

東日本大震災の際は、個別の損害調査を行なっていては時間のロスが大きすぎることから、損害保険会社は、航空写真や衛星写真を使用した被災地の状況確認を実施し、津波や火災によって流出や焼失があった町を全損地域に認定し、当該地区の地震保険契約はすべて全損認定するといった対応をとっています。

津波による災害でも、基本はすべての住宅建物を対象とした現地調査を行ないますが、規模の大きな津波になると、損害を受ける地域が広域にわたりますから、今回のような航空写真などを活用して「全損地域」というものを採用して損害認定を行なうということは、保険契約者に方にとって、また地震保険という保険制度にとっても意義のあることだと言えるでしょう。

なお津波による損害は、建物ごとそっくり波にのまれて流されてしまうこともありますが、津波による浸水被害に関しては、鴨居や長押、また扉の上端にいたるまで床上浸水しているケースは全損、床上浸水をしており、浸水の深さが地盤面より45センチを超える浸水は半損、全半損にいたらない場合でも基礎の高さ以上の浸水している場合は一部損として扱われるようになっています。

なお、津波ではなく台風や豪雨による浸水災害は火災保険の補償対象となり、地震保険では補償されません。また火災保険で水災害を担保するには、住宅総合保険に加入しているか、住宅火災保険でも水災を補償する特約を付保して契約をする必要があります。

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