地震保険で補償される家財とは

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地震保険では建物と家財が補償対象となりますが、地震保険で補償される家財というのは生活用動産ということになっています。生活用動産とは、生活に通常必要な動産(家具や衣服)のことで、ひとつあたりの価額が30万円以下の物品を指します。

地震保険の家財補償で全損の扱いは、損害額が家財時価額の80%に達すると適用となるわけですが、家財時価額は、損害案件ごとに異なります。地震保険では補償される家財は生活用動産だけということになりますので、30万円を超える高額な貴金属などは家財時価額に含まれないことになります。

高額な貴金属や骨董品が家財に含まれなければ総家財時価額が少なくなり、損害認定が全損や半損となりやすいという利点もありますが、高額な物品を津波などで流出して失くしてしまっても、その実損分を地震保険では補償しませんので、この点は理解して契約する必要があるでしょう。

なお火災保険では、生活用動産以外のひとつの価額が30万円を超える貴金属のほか、宝玉・宝石、書画、骨董、彫刻物といった美術品などは、明記物件として申請することで補償対象に組み込むことができます。またこれとは別に、稿本、設計書、図案、証書、帳簿、その他これに類するものも明記物件として補償対象にできます。しかしこうした対応が地震保険にはないということです。

地震保険で補償されなくても、火災保険で明記物件をつけておけば、補償対象となるいのではと思う方もなかにはいるかもしれませんが、原因となる災害が地震や噴火、津波といったものであれば、火災保険の補償は一切適用されません。

地震保険の家財の補償対象が生活用動産に限定される理由は、地震という災害が、損害件数が拡大しやすい特殊性をもつこと、また国も災害補償に関与する公共性の高い保険制度だからだと言えるでしょう。

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